TurNinG PoInT !KojiSugano小さなころから機械が好き研究の楽しさを知り、研究者の道へ32宇都宮短期大学附属高等学校ジコンを作ることが好きで、数学が得意、理系に進んで将来はエンジニアが良いのかなと思っていました。部活動は陸上部。中学と大学での部活動で基礎体力が付いたと感じています。大人になってから仕事をがんばり夢を叶えるためには、集中を長時間持続させる体力が重要!会系のアメフト部で部活に励むなど、様々なことを経験しました。学部4年になるまではエンジニアとしてメーカーで働くことを考えていましたが、もう少し研究をしたいと大学院修士課程に進学、さらに研究にのめり込み博士課程に進みました。研究室に泊まり込み実験をするなど研究に没頭しました。小さなころから車やバイクなどの機械に興味があり、プラモデルやラ悩んだ末に機械工学科に入学。勉学に励みつつ、たくさん遊び、体育将来はエンジニアになりたいと思い理系のクラスに。数学と物理、化学を重点的に勉強しました。車やバイクが好きで機械工学科を目指そうと思っていましたが、化学も楽しくなり、化学工学系の学科も考え両方受験しました。高校時代に得た知識が現在の基盤となり、大学教員になってからは機械工学とバイオ・ケミカルに関係する研究に従事しています。自由な発想で研究をしたいと思い、また好きなことを仕事にしたいと思い、大学で教員になる道を選びました。日々新しいことを考え、新しい機械を創っていく、ワクワクしながら研究しています。新しいことを学んだり発見をすることに大きな喜びを感じます。現在は小さな医療用センサによって新しい医療を創ることにチャレンジしています。 神戸大学大学院医学研究科医療創成工学専攻に所属し、新しい医療機器創製のための研究・教育に携わっている。機械工学をベースにナノテクノロジーやMEMS(Microelectromechanical を創り、安全・安心な社会の実現を目指す。小さなころから好きだった機械やものづくりを学ぶため、高校では理系を選択し、大学では機械工学を専攻。大学での研究は楽systems)技術を用いて小さなセンサを創り、それらを医療機器に応用する研究を推進。研究を通じて、小さな機械で未来の医療普通科 1995年卒業日光市立今市中学校出身しく、研究を生涯の仕事にしたいと思うように。モットーはワクワクして仕事をすること。自分の好きなことを仕事にしてやりがいを感じながら楽しく働いています。前所属の同大学工学研究科機械工学専攻から異動し、現所属の立ち上げ(2023年)、そして新しい医学部医療創成工学科(2025年設置予定)の創設に携わり、医療に関わる新しい研究・教育にチャレンジしています。 菅野 公二さんエンジニアを目指し、理系を選択安全・安心な医療の実現へ小さなセンサで医療を助け、未来を変える神戸大学大学院医学研究科 教授現在15歳18歳16歳
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