中高一貫校の学校生活9 utanf中学2・3年の勉強見守りながら、お子さんの自主性を大切に。お子さんが立てた計画の進捗確認や、同じ視点での声かけが大切。中学3年高校1年の勉強中学1・2年の勉強生活スタイルについて学習面について 周囲の人との交流が活発になり家庭以外の居場所が増える授業や部活動で学校にいる時間が長くなる成績評価には定期テストも重視される教科ごとに担当の先生が替わる授業スピードも速くなり学習量も増える中学校での学習や生活スタイルの変化と働きかけのご提案 中学校では新しい友達との出会いも多く、部活動で先輩・後輩の上下関係にも触れます。また、委員会活動や学校外の交流などの機会も増えます。気疲れしてしまうこともあるので、家庭ではお子さんの気持ちを引き出し、安心させることが大切です。この時期はいろいろな価値観に出会う時期なので保護者への反発につながる場合もあります。内面の成長時期ととらえ見守ってあげてください。小学校と比べると授業時間が長くなり、教室で勉強する時間も長くなります。また、部活や自習で早く登校したり、放課後も学校に残るなど、帰宅時間が遅くなってきます。その分、家庭での時間の使い方が難しくなりますので、予習・復習の時間の取り方を含め、生活のスケジュールをどう組むかを考えさせて、お子様に自主的に提案させるのも一案です。通常の授業への取り組みのほかに、定期テストの成績も重視されるようになります。定期テストは計画的に勉強することが大事です。勉強の中身まではアドバイスせずとも、お子さんが立てた計画の進捗を確認されてはいかがでしょうか。教科ごとに担当する先生が違ってくるため、各教科の授業の進め方や宿題の量に慣れる必要があります。家庭学習を促す際、教科の知識は不要です。学校で指導されている学習法をお子さんからお聞きになり、同じ視点でお声がけください。授業の進むスピードが速く、授業内容のボリュームも多くなります。予習・復習をしていないと理解が不十分になる場合もあります。まずは、家庭学習を習慣化できるように、生活スタイルの確立を促したいところです。中学1年生の生活中学校の授業ペースに慣れ、生活のスタイルを確立していく時期。初めて経験する定期テストは、中学校生活全体の学習サイクルを作るために重要です。中学2年生の生活中学校生活を1年間経験し、学校行事や部活動にも積極性が出てきます。自分史(ポートフォリオ)の作成や立志式での意見発表を通し、「なりたい自分」に向けての一歩を踏み出します。中学3年生の生活高校受験がない分、自分の進路に早目に向き合うことができます。夏休みには、オーストラリア海外研修やブリティッシュヒルズ語学研修が行われます。保護者の皆さまへ宇短附の6年間で着実にステップアップできる!基礎学力養成課程実践力養成課程1年目2年目3年目
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