宇都宮短期大学附属中学校 2024学校案内
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6 中学校の先生方も多くが高校の授業を担当しており、最終目標である難関大学合格を常に意識してくれています。よく練られた授業は「生きた」受験対策そのものであり、私もこれに真摯に取り組んだ結果、自然と力がついていきました。 高校進学後も学習の軸足は学校教育に置き、外部教育機関はこれを補充する目的で、無理のない範囲で利用しました。学校を疎かにすることなく、様々な行事も全力で楽しみ、本当に充実した6年間を送ることができました。 本校で培った学習姿勢、基礎力、そして現在でも親密な交流がある恩師・友人たちは、私にとって一生の財産です。 宇短附中には、「いつでも質問できる環境」が整っています。休み時間や放課後など、職員室前の廊下はいつも「この公式の意味をもっと深く教えてください」「今の授業で習った文法を完璧にしたいので、他のプリントもください」などと言う生徒でにぎわっていたことが印象的です。 先生方は生徒一人ひとりの「苦手なところ」を把握してくださっているので、受験勉強も安心して教えていただくことができました。 生徒同士はもちろんのこと、先生と生徒の距離が近いことが、宇短附中高一貫の大きな魅力だと思っています。 中学受験をして本校に入学したことは、私にとって良い選択だったと思っています。 まず、いっしょに笑いあったり切磋琢磨したりできる良き友に出会えました。6年間苦楽を共にした一生の友だちです。そして、先生方はどんなにささいなことでも親身に相談に乗ってくださいました。困ったことがあれば何でも質問できる環境です。 また、本校は高校受験がないため、早い段階から大学受験を意識して勉強に取り組むことができました。自習室や図書室は勉強するのに快適で、いつも利用していました。きれいな校舎や充実した設備のおかげでゆとりをもって生活できました。 このような恵まれた環境で6年間過ごすことができて本当に良かったと感じています。 本校は、とにかく先生と生徒の距離が近いと感じています。だから、解けない問題があれば、すぐ担当教科の先生のところに直行していました。先生方は、勉強の内容だけでなく大学や社会についてまで、親身になってお話をしてくれました。  おかげで6年間、毎日着実に勉強を続けることができ、受験の際も適切なアドバイスを得て、どう勉強を進めれば良いか迷うことがありませんでした。また、いま改めて思うのは、礼儀やあいさつが重んじられることで学校全体がバランスのとれた空気に包まれていた気がします。クラブ活動や学校祭など、勉強だけに偏らない学校生活を大切にしていることが、豊かな人間性を身につけるために役立っているのではないでしょうか。 私は、こうした本校で学んだことをベースにして、じっくりとより広い視野でいろんな学問に触れて研究を深めていきたいと思います。はじめに私も本校の中高一貫コースを卒業し、今では本校の教員として教壇に立っています。東城 拓先生(横浜国立大大学院修了)横浜国立大学 合格早稲田大学 合格東京工業大学 合格北海道大学 合格令和5年中高一貫コース卒横浜国立大学 理工学部 知久 恭月さん令和5年中高一貫コース卒早稲田大学 文学部 坂本 陽菜さん令和4年中高一貫コース卒東京工業大学 工学院 水田 翔一さん令和4年中高一貫コース卒北海道大学 総合理系 柳田 雄大さん先生も、『先輩』です!

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