生徒手帳
長期休暇中の生活指針
"一人は一校を代表する" この自覚のもとに自律的な生活を送ろう
長期休暇を楽しく有意義に過ごすためには、この期間の自分の生活の計画を立て、各自が自覚と意欲をもってその実行に努めることが大切です。よりよい長期休暇を過ごすため、下記の点を各自の生活で実践し、自ら前向きに、たくましく生きる人間として大きな成長を遂げていくことを目指してください。
Ⅰ.計画的で、自律的な生活を送る。
(1) 計画を立て、さらに各自自分にあった生活・学習等の日課表を作って、確かな目標を立て、けじめと張りのある生活を送っていくよう最大限の努力をする。 (2) 各自、学習・趣味・健康増進・心身鍛練等各方面で平素やろうとしてできないことを、この休みを通してじっくり取り組む。 (3) 計画や日課表に無理や新たな必要を感じたら、思い切って計画や目標を設定し直し、より望ましく充実した生活ができるようにする。
Ⅱ.自主的で意欲的な学習に取り組む。
(1) 日々の家庭学習では、「自主学習と課題」(各学年プリント)を十分に生かし、前向きな姿勢で精一杯の頑張りを示そう。 (2) 読書や作文、理科の自由研究、書道に積極的に取り組むこと。読書については「年間読書のすすめ」等を参考に読書計画を立て、最低2冊の書物を読む。(夏休みの宿題となっている読書感想文または〇特作文(該当クラスの希望者)は原稿用紙に清書(手書き)して夏休み明けに提出する。夏休みの自由研究も夏休み明けに、書道については夏休み明けと冬休み明けに提出する。) (3) 不得意科目があったら、時間をとって重点的に学習する。特に赤点の科目については再試験において合格できるように頑張ろう(スタディサプリを活用)。 (4) 意欲と余裕を生かして、自分の選んだテ-マでまとまった研究・調査に挑戦してみる(社会、理科の自由研究など)。 (5) 長期休暇の出来事をClassi「学習の記録」・「ポートフォリオ」に記し、自己研鑽の材料にする。あわせて、自己を見つめ直す機会を作り、今後の目標を固める。
Ⅲ.健康・安全管理に自ら心掛ける。
生活のリズムを乱さず健康保持に心掛けるとともに、新型コロナウィルスやインフルエンザ、ノロウィルス等の感染予防にも留意しよう。 (1) 基本的な健康管理の習慣をしっかり励行する。夜ふかしをせず、十分な睡眠時間を確保する。免疫力を高めて感染を予防するため、暴飲暴食、偏食をしないで、バランスの取れた食事をする。規則正しい生活を心掛けると同時に、適度な運動をして体力の維持や抵抗力を高め、感染しにくい状態を保つ。 (2) 虫歯、耳鼻咽喉やその他の疾病については、普段なかなか治療しにくいので、長期休暇中に治療に努める。また、健康診断の結果により病院での受診が必要な場合には長期休暇中に受診し、結果を担任へ報告する。
Ⅳ.家庭生活の頼もしい協力者となる。
(1) 家族の一員として家事手伝いなど、自分に合った役割を引き受け、進んで実行していく。省エネルギーを心掛けて、節電、節水にも努める。 (2) 家族との話し合いの場を積極的にもち、心の通った理解と応援を求めていく。特に、進路については十分に話し合うようにしよう。
Ⅴ.校外・家庭外の行動にも自覚と責任を持つ。
(1) 保護者等の責任ある統導者のいない旅行やゲームセンター、カラオケ等娯楽場への出入りは避けるとともに、友人間の泊まり合いなどをせず、お互いの生活リズムを乱すことのないようにする。また、無駄遣いをしないように努める。 (2) 休暇中の旅行、登山、キャンプ等は、保護者同伴あるいは保護者の認める統導者の引率のもとで行い、その際は行き先、同伴者名等を記した旅行届を学級担任に提出する。 (3) スマートフォン等(インターネット)に関わるブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等の利用は、ルールとマナーを守り、トラブルにならないようにする(他人を誹謗中傷する内容を絶対に書き込まない)。また、個人情報(氏名・学校名・写真等)は事故に巻き込まれる危険性があるので、他人に送信したりSNSに書き込んだりしない。限られた人たちの間だけでの書き込み(鍵付きアカウント・鍵アカ・鍵垢)であっても同様とする。また、正しい情報を収集して、不確かで不適切な情報をSNSで拡散しないように注意する。 (4) 個人や家庭内で異常があった場合は、どんな小さなことでも学校または夜間・学校閉鎖日連絡先(070-4073-0870)に連絡する。 (5) 休暇中の開放的な気分が思わぬ事故につながらないよう、日ごろの自覚と自制心をいつも失わない。特に交通事故や水の事故に注意する。また、外出先・帰宅時間等は必ず親に告げていく。午後11時以降の外出は深夜徘徊として警察の補導対象となる。なお、外泊は必ず保護者等の責任ある統導者と一緒にし、夜間の外出は避ける。 (6) 交通道徳(自転車・徒歩・電車バス乗車マナー)を意識した正しい態度に心がける。特に、自転車利用の生徒は、自転車の危険運転(傘さし、スマホ・イヤホン・ヘッドホン使用等を含む)をしない(改正道路交通法により、罰則規定あり)。また、自転車損害賠償責任保険に加入する(義務)とともに、自転車点検やヘルメット着用(義務)等、交通事故に十分注意すること。万が一、事故が起きた場合は、警察と保護者に連絡して事故処理に協力する(加害・被害同様)。その後、学校へも報告する。 (7) 自転車通学の生徒は、休暇を利用して各自の自転車の点検整備(ライト・ブレーキ)を行い、盗難防止にも心掛けて二重ロックの励行を怠らない。 (8) 種々の機会を生かし、社会に進んで参加する自分を育てていく(思いやりと勇気をもち、人の意見や誘惑に流されない強い自分を作る)。 (9) どんな場にあっても、つねに中学生であるとともに本校生であるという自覚と誇りを失わない。