スクールライフ

年間読書のすすめ

年間読書のすすめ

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書名 著者

内容

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(2023年課題図書)
ラブカは静かに弓を持つ
安壇 美緒
孤独な青年・橘は、上司からの命令で音楽教室に潜入調査へ。チェロ講師・浅葉の生徒となるが、やがて彼の演奏に魅了され……。 1,760円
集英社
名も無き世界の エンドロール
行成 薫
ドッキリを仕掛けるのが生きがいのマコトと、それに引っかかってばかりの俺との物語。30歳になったり、社長になったりした「どっきりスト」のマコトは・・・。 704円
集英社
その扉をたたく音
瀬尾 まいこ
29歳無職、夢はミュージシャン。怠惰な日々を送る宮路は、演奏に訪れた老人ホームで「神様」に出会う。人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。 1,540円
集英社
向日葵の咲かない夏
道尾 秀介
先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君はこの世を去る。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、「僕は殺されたんだ」と訴えながらあるものに姿を変えて現れた。 880円
新潮社
少年と犬
馳 星周
傷つき、悩み惑う人々に寄り添う一匹の犬は、なぜかいつも南の方角に顔を向けていた。人と犬の、種を超えた深いきずなを描く感涙作。 858円
文春文庫
新世界より 上
貴志 祐介
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、町には純粋無垢な子供たちの歓声が響く。 962円
講談社
蜜蜂と遠雷 上
恩田 陸
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。 天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。 869円
幻冬舎文庫
風が強く吹いている
三浦しをん
奇跡のような出会いから、清瀬灰二と蔵原走は陸上とかけ離れていた者たちと箱根駅伝に挑む。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた、超ストレートな青春小説。 1,100円
新潮文庫
世界から猫が消えたなら
川村 元気
僕は生きるために、消す7ことを決めた。今日もし突然、チョコレートが消えたなら、電話が消えたなら、時計が消えたなら・・・。世界はどうなってしまうのか。 1,540円
マガジンハウス
図書館の神様
瀬尾 まいこ
思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに「私」は文芸部の顧問に! 清く正しくまっすくな青春を送ってきた「私」には、おもいがけないことばかり起こる。 550円
筑摩書房
海辺のカフカ 
村上 春樹
15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときにさまざまなものを持ち出しつつも、小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真が…… 上巻 990円
下巻 1,045円
新潮文庫
塩狩峠
三浦 綾子
誠の心、勇気、努力。大勢の乗客の命を救うため、雪の塩狩峠で自らの命を犠牲にした若き鉄道員の愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う。 935円
新潮文庫
放課後の音符 改版
山田 詠美
大人でもない、子供でもないどっちつかずのもどかしい7時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々。女子高生の心象を繊細に綴る恋愛小説! 605円
新潮社
星の王子さま
サン=テグジュペリ
砂漠で遭難した飛行士が一人の少年と出会う。その少年は様々な星をめぐり、様々な人々とであう。人とは何か、大切なものは何かを教えてくれる物語. 638円
新潮社
舟を編む
三浦 しをん
辞書に携わる人々の物語。映画化にもなった作品ですが、私たちが目にしているものの裏側には多くの人のドラマがることを感じさせてくれる一冊. 1,250円
講談社
銀河鉄道の夜
宮沢 賢治
貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする。銀河鉄道は死後の世界の幻視である。作者の妹の死、友との決別などの原体験が昇華した幻想文学の傑作。 473円
新潮社
山椒大夫
夏森 鷗外
文豪・森鷗外の短編小説。平安時代末期、父を探す母子の物語。人買いに騙されて母と子供たちは離れ離れになってしまい、子供たちは山椒大夫のもとで奴隷となる……。母と子は再会できるのか。 524円
角川文庫
外科室
泉 鏡花
1895年に発表された泉鏡花の短編小説。とある伯爵夫人が手術をするために麻酔が打たれることになりますが、伯爵夫人は麻酔を拒みます。彼女が麻酔を拒む理由とは? 907円
新潮文庫
死神と天使の円舞曲
知念 実希人
動物の姿を借りて地上に降り立ったレオとクロ。2匹(?)がそれぞれ出会う人物には、心に深い悲しみを抱えていて……。死神シリーズ第3弾。 1,595円
光文社
スモールワールズ
一穂 ミチ
6つの短編小説が1つになる。日常に問題やもやもやとしたものを抱えて生きている登場人物。湧き上がる感動も共感も、嫌悪感も自分に重なる部分や忌避したい部分があるからではと感じさせてくれる作品。 1,650円
講談社
黒牢城
米澤 穂信
本能寺の変より4年前、天正6年が舞台。織田信長に叛旗を翻した荒木村重が有岡城に立て籠もるも、城内で起こる難事件の翻弄される。戦国とミステリーの融合。 1,760円
KADOKAWA
幸村を討て
今村 翔吾
なぜ幸村は討たれねばならなかったのか。なぜ男たちは幸村を討たねばならなかったのか。大阪夏の陣を舞台にした幸村をめぐる戦国ミステリー。 2,200円
中央公論新社
残月記
小田 雅久仁
感染症「月昴」に侵された男が抱える宿命とひっそりと生きる女の一途な愛の物語。「月」をモチーフにした異世界の物語はイメージの渦となるでしょう。 1,815円
双葉社
青の数学
玉城 夕紀
大雪の中、彼女の上にだけ数字が降っていた。雪の日に出会った少女は、数学オリンピックを制した天才だった――。数学に高校生活を賭す少年少女たちを描く、熱く切ない青春長編。 693円
新潮文庫
六人の嘘つきな大学生
朝倉 秋成
IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った6人の内定候補者。内定者に相応しい人物の選考の際発見された6通の封筒には……。就職活動をテーマにしたミステリー。 1,760円
KADOKAWA
ブラックボックス
砂川 文次
自衛隊を辞め、自転車便メッセンジャーをしているサクマ。彼の心にわだかまっている感情。言葉にしたいのに言葉を知らない…その中で生まれる葛藤。彼が自分と向き合うことで成長に繋がる。 1,705円
講談社
罪の声
塩田 武士
昭和最大の未解決事件を描いた長編小説。父の遺品に遺されていたテープには未解決事件「ギン萬事件」で使われたテープの音声と全く同じで……。 1,012円
講談社文庫
同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬
独ソ戦争が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常が戦争によって脅かされた。ドイツ軍に射殺される寸前、赤軍女性兵士に救われた彼女が歩む物語。 2,090円
早川書房
星を掬う
町田 そのこ
「普通」の母娘の関係を築けなかった4人の物語。奇妙な共同生活を経て、4人はどのように変化していくのか……。 1,760円
中央公論新社
赤と青とエスキース
青山 美智子
メルボルンの若手画家が描いた1枚の絵画が日本に渡って30数年経ちーーその絵画がもたらす奇跡の物語。 1,650円
PHP研究所
わんぱく天使
J.M.デ・ヴァスコンセロス
ブラジル郊外のある町を舞台に、貧困にしいたげられた少年の魂の成長を描く。無垢がゆえに哀しく愛おしい。ブラジル文学の代表的名編。 1,727円
角川書店
クララとお日さま
カズオ・イシグロ
土屋 政雄 訳
ロボットの少女クララは病弱の少女ジョジ―の家に迎えられ、人間たちの役に立とうと献身的に努力をします。ジョジ―を死から救おうとするクララを通して人間の優しさを教えてくれる一冊です。 2,750円
早川書房
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎
大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。 713円
東京創元社
三体
劉 慈欣
歴史小説のような語り口から始まり、ミステリ・サスペンス調の展開を経て描かれるSF小説。先の読めない展開ながらも読者を置いていくことのない構成力に舌を巻く。人文・物理・数学に跨り述べられる宇宙観も魅力的。 2,090円
早川書房
夢見る帝国図書館
中島 京子
「図書館が主人公の小説を書いてみたら?」わたしは年上の友人喜和子さんに提案され、帝国図書館の歴史を紐解く小説を書き始める。知的好奇心とユーモアと、何より本への愛情にあふれた、すべての本好きの贈る物語。 2,035円
文藝春秋社
朗読者
ベルンハルト・シュリンク
15歳のミヒャエルが体験した初めての切ない恋。けれど21歳年上のハンナは、突然失踪してしまう。彼女が隠していた忌まわしい秘密とは……。出版後20言語に翻訳された世界的ベストセラーの日本版。 693円
新潮文庫
黄色い目の魚
佐藤 多佳子
周囲と溶け合わず叔父だけに心を許す村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、真直ぐな想いが、二人の間に生まれて――。 781円
新潮文庫

書名 著者

内容

価格 発行所

堕落論
坂口 安吾
「堕ちること以外の中に、人間を救う便利な近道はない」。第二次大戦直後の混迷した社会に、かつての倫理を否定し、新たな考え方を示した『堕落論』。安吾を時代の寵児に押し上げ、時を超えて語り継がれる名作。 484円
角川文庫
日本語の個性
外山 滋比古
直接的な表現を避け、間接的な表現を多用すること、論争には適していないこと、雰囲気や情緒による女性的言論であることを説き、その曖昧な性質を具体的に考察します。 880円
中公新書
いのちは贈りもの
フランシーヌ・クリストフ
ホロコーストを生き延びた時の体験や50年後の少女の姿を描いています。残酷な現実、つらい日々の中、お互いに支え合い励まし合う母と子。このひどい現実の中でどう生きるのか。どういう人間であるべきか。問いかける作品。 1,760円
岩崎書店
暇と退屈の倫理学
國分 功一郎
「暇」とは何か。いつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー。 1,620円
毎日新聞出版
決定版 日本のいちばん長い日
半藤 一利
原爆投下、ソ連満州侵略、最早日本の命運は尽きた。しかし日本政府は、ポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日を巡る二十四時間を活写したノンフィクション。 770円
文春文庫
ハーレムの闘う本屋
ヴォーンダ・ミショー・ネルソン
原田 勝 訳
1939年ニューヨーク7番街に風変わりな書店が誕生した。黒人が書いた、黒人についての本だけを売る店。「黒人は本を読まない」と言われていた時代。世間の嘲笑をよそに、黒人に本を、そして、知識を広めることに尽力したルイス・ミショーの生涯とは……。 1,980円
あすなろ書房
もし、日本という国がなかったら
ロジャー・パルバース
半世紀もの日本滞在での様々な体験。そこから育んだ日本への限りない愛情と理解。「世界で最も稀有な存在」の日本を語り、今の日本人に希望と誇りを与える一冊! 1,870円
集英社インターナショナル
面倒だから、しよう
渡辺 和子
小さなことこそ、心をこめてていねいに。シスターである著者の優しい言葉が、心にしみこんでくる。時間に追われ、勉強に追われ、心に余裕が無い時こそ手に取ってほしい一冊。 605円
幻冬舎
街場の文体論
内田 樹
「論文は花束である」他者に贈与する気持ちをもって、表現活動してゆくことの重要性を著者は、語る。豊かな時代を生きる私たちに必要なことを再認識させてくれる一冊。 814円
文春文庫
ガウディの伝言
外尾 悦郎
著者は、120年を超えて建設が続くスペインバルセロナの大聖堂サクラダファミリアで、唯一の日本人彫刻士として活躍している。異国に生き、問いを繰り返すその生き様から、人にとって仕事とは何かを考える作品。 1,045円
光文社新書

書名 著者

内容

価格 発行所

〈2023年課題図書〉
タガヤセ!日本「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます

白石 優生
農業ってこんなに面白い!最新の農業から、実はスゴい日本の農産物のこと、さらには日本の農業の未来までを語る1冊。 1,562円
河出書房新社
草木の聲
志村 昌司
田口 葉子
デジタルまみれ虚像を追いかける現代の時間軸とは対極の手仕事の風景。その姿に私たちの体に染みてくるものがある。 2,970円
京都新聞出版センター
建築家になりたい君へ
隈 研吾
「ぼろい家」に育ち、建築家を夢見てアフリカやアメリカへ。難題だらけの仕事にどう挑むのか。日本を代表する建築家が今伝えたいメッセージ。 1,540円
河出書房新社
宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術
野口 聡一
宇宙飛行士の仕事は、全ての職に通じる。筆者が宇宙開発および研究の際に培った仕事術を通して、これからの働き方を改革する術を身につけさせてくれる一冊。 1,540円
旬報社
社会人大学人見知り学部 卒業見込
若林 正恭
オードリー若林が書いた一冊。社会との違和感や自意識についての問いかけ。誰しもが持つネガティブなものは共通しているという安心感も与えてくれる。 704円
角川文庫
社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉
小坂井 敏晶
影響理論を中心に進められる考察は、我々の常識を覆し、普遍的価値の不在を明らかにするだろう。本講義は、社会心理学の発想を強靱な論理とともに伝え、「人間とは何か」という問いを読む者に深く刻み込む。 2,090円
筑摩選書

書名 著者

内容

価格 発行所

永遠の0
百田 尚樹
絶対に戦争はしてはいけない。それは皆が思っていることですが、なぜ戦争はしてはいけないのか。大切な人を置いて戦地へ向かうこと、大切な人を戦地に送ること。その苦しみと悲しみを感じさせる作品。 964円
講談社
それでも、日本人は「戦争」を選んだ
加藤 陽子
日本は明治時代以来、四つの対外戦争を戦ってきました。指導者、軍人、官僚、一般市民が参戦やむなしの判断を下した論理を支えたものは何だったのでしょうか。現在の緊迫した世界情勢を生きる我々が今学ぶべきである。 990円
新潮文庫
プーチンの野望
佐藤 優
元外務省主任分析官の著者の一冊。現代のウクライナ問題を理解する上でも、指導者の行動と思想を知らなければならないとする内容です。真の平和を考えるためにも知識は必要。 880円
潮出版社

書名 著者

内容

価格 発行所

〈2023年課題図書〉
昆虫の惑星 虫たちは今日も地球を回す

アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン(著)
小林 玲子(訳)
ヒトは、多くを昆虫に依存している――。北欧の女性昆虫学者が、奇妙で美しく風変わりな虫たちの世界へ誘うノンフィクション。 1,980円
辰巳出版
脳はどこまでコントロールできるか?
中野 信子
東大大学院卒、「MENSA」会員、今や多数のテレビ番組で活躍中の脳科学者中野信子の、読みやすくそして奥深い脳についての最新の研究に基づいた情報盛りだくさんの本。 1,100円
KKベストセラーズベスト新書
脳・心・人工知能 数理で 脳を解き明かす
甘利 俊一
人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか? ロボットが心を持つことが可能になるか?「数理脳科学」の第一人者が不思議で魅惑的な脳の世界を解説。 990円
講談社
クジラの骨と僕らの未来
中村 玄
骨格に興味を持ち、ペットの墓あばきから始まった少年の好奇心。ついに哺乳類最大のクジラの博士になるまでを生き生きと描く。 1,430円
理論社
「科学者の楽園」をつくった男
宮田 親平
「科学者の自由な楽園」と呼ばれた理化学研究所の、栄光と苦難の道のりを描き上げる傑作ノンフィクション。 1,100円
河出文庫
人間をお休みしてヤギになってみた結果
トーマス・トウェイツ(著)
村井理子(訳)
イグ・ノーベル賞を受賞したサイエンス・ドキュメント。ダメダメな毎日が嫌になって、なぜヤギ?草から栄養を取る装置まで作る始末で、この筆者は本当に目が離せない……。 1,034円
新潮社
「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた
グレゴリー・グバー(著)
水谷淳(訳)
猫×科学といえば、「シュレディンガーの猫」が有名ですが、「猫の宙返り」も長年科学者たちの頭を悩ませた問題です。「なぜ猫は落ちても着地ができるのか」という問題に多くの科学者が挑んだ内容です。 1,400円
理論社
ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考
高橋 洋子
多様性・意志・感情・寿命・時間… 「生命の原則」を知れば、人生はもっと自由になる――。命科学研究者であり、起業家でもある著者がたどりついた、一度きりの人生を迷いなく生きるための思考法を描く。 1,980円
NewsPicksパブリッシング

書名 著者

内容

価格 発行所

君たちはどう生きるか
吉野 源三郎
コペル君の精神的成長に託して私たちに語り伝えようとしたものは何か。人生をどのように生きるかを考えさせる不朽の名作。 1,067円
岩波文庫
言葉の誕生を科学する
小川 洋子
岡ノ谷 一夫
鳥のさえずり、クジラの歌……。「求愛の歌」は進化の過程で「歌」から「言葉」へ飛躍をとげた。言葉を獲得した人間は原子力を生み出し……。人類の行き着く結末は? 1,320円
河出ブックス
FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
ハンス・ロスリング オーラ・ロスリング
ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキルを解説した作品。 1,980円
日経BP
読書と社会科学
内田 義彦
肉眼では見えない世界を見るように、社会科学では、概念という装置を使って現象の奥にある本質を見極めようとする。自前の概念装置をいかに作るか、古典を読むことと社会科学を学ぶことを重ね合わせて本はどう読むべきかの実習を試みる実践的読書論。 924円
岩波新書
Grit
Angela Duckworth
アメリカのペンシルヴァニア大学教授で心理学者でもあるアンジェラ・リー・ダックワース氏が提唱している理論で、GRITを提唱した著書である『GRITやり抜く力』は日本のビジネス書部門でもベストセラーとなった作品。 3,521円
Simon & Schuster,Inc
情報と秩序 -原子から経済までを動かす根本原理を求めて-
セザー・ヒダルゴ(著)
千葉 敏生(訳)
経済成長の著しい場所は、ほうっておけば混沌が支配するはずの物理世界で情報が結集し、秩序が形成されるポイント―著者の提唱する「想像の結晶化」作用が起こる場所だ。 2,750円
早川書房
問題解決に効く「行為のデザイン」思考法
村田 智明
人間の行動に着目し、改善点を見つけてより良くしていく。高校生のみならず大人にも読んでもらいたい「気づき」を与える一冊。 1,650円
CCCメディアハウス
眠れなくなる宇宙のはなし
佐藤 勝彦
古代インドの宇宙観、相対性理論、宇宙をめぐる宗教裁判など、宇宙にまつわる話紹介。 1,540円
宝島社

書名 著者

内容

価格 発行所

塞王の楯
今村 翔吾
大津城が舞台の戦国小説。どんな攻めをも跳ね返す石垣と、どんな守りをも打ち破る鉄砲。最強の楯と至高の矛の対決やいかにーー 2,200円
集英社
源氏物語の時代
山本 淳子
「源氏物語」成立に強い影響を与えた一条と后たちの愛の物語。皇位や政権をめぐる権謀術数のエピソードを、史料と最新の研究で紡ぎ上げたサントリー学芸賞・芸術賞受賞作。 1,430円
朝日選書
燃えよ剣 上巻 下巻
司馬 遼太郎
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまで自分の信念に頑な生涯を描いた作品。「竜馬がゆく」と並び幕末ものの頂点をなす長編。 (上)1,045円
(下)935円
新潮文庫