スクールライフ

年間読書のすすめ

年間読書のすすめ

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書名 著者

内容

価格 発行所

〈2025年課題図書〉
銀河の図書室
名取 佐和子
高校の図書室で宮沢賢治を研究する弱小同好会・イーハトー部。部長だった風見先輩はなぜ突然消えてしまったのか――先輩が残した「ほんとうの幸いは、遠い」というメッセージに秘められた謎が、深く心に響きます。 1,870円
実業之日本社
〈2025年課題図書〉
夜の日記
ヴィーラ・ヒラナンダニ
ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。安全を求め旅に出た家族。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。『アンネの日記』をほうふつとさせる傑作。 2,420円
作品社
ラブカは静かに弓を持つ
安壇 美緒
孤独な青年・橘は、上司からの命令で音楽教室に潜入調査へ。チェロ講師・浅葉の生徒となるが、やがて彼の演奏に魅了され…。 1,760円
集英社
その扉をたたく音
瀬尾 まいこ
29歳無職、夢はミュージシャン。怠惰な日々を送る宮路は、演奏に訪れた老人ホームで「神様」に出会う。人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。 1,540円
集英社
少年と犬
馳 星周
傷つき、悩み惑う人々に寄り添う一匹の犬は、なぜかいつも南の方角に顔を向けていた。人と犬の、種を超えた深いきずなを描く感涙作。 858円
文春文庫
新世界より
貴志 祐介
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、町には純粋無垢な子供たちの歓声が響く。 上968円/中946円/下1,078円
講談社
優等生サバイバル:青春を生き抜く13の法則
ファン・ヨンミ・キム・イネ 訳
テスト、課題、進路、そして恋……。1日は24時間。やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことは満載!!悩み多き日々のなか、ジュノは、将来の準備期間だけではない「今を生きる」法則を見つけていく。 1,650円
評論社
風が強く吹いている
三浦しをん
奇跡のような出会いから、清瀬灰二と蔵原走は陸上とかけ離れていた者たちと箱根駅伝に挑む。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた、超ストレートな青春小説。 1,100円
新潮文庫
世界から猫が消えたなら
川村 元気
僕は生きるために、消すことを決めた。今日もし突然、チョコレートが消えたなら、電話が消えたなら、時計が消えたなら…。世界はどうなってしまうのか。 1,540円
マガジンハウス
図書館の神様
瀬尾 まいこ
思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに「私」は文芸部の顧問に!清く正しくまっすくな青春を送ってきた「私」には、おもいがけないことばかり起こる。 594円
筑摩書房
海辺のカフカ
村上 春樹
15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときにさまざまなものを持ち出しつつも、小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真が…。 上1,045円/下1,100円
新潮文庫
塩狩峠 改版
三浦 綾子
誠の心、勇気、努力。大勢の乗客の命を救うため、雪の塩狩峠で自らの命を犠牲にした若き鉄道員の愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う。 935円
新潮文庫
NO.6 再会 #1
あさの あつこ
世間知らずな超エリートの紫苑とテロリストのネズミは運命的に出会い、偽りの理想都市「NO.6」を崩壊させた。「再会を必ず、紫苑」と告げて、ネズミが「NO.6」を去ってから2年後、『NO.6再会』が幕をあけるーーー。 2,019円
講談社
星の王子さま
サン=テグジュペリ
砂漠で遭難した飛行士が一人の少年と出会う。その少年は様々な星をめぐり、様々な人々とであう。人とは何か、大切なものは何かを教えてくれる物語。 605円
新潮社
舟を編む
三浦 しをん
辞書に携わる人々の物語。映画化にもなった作品ですが、私たちが目にしているものの裏側には多くの人のドラマがることを感じさせてくれる一冊。 682円
光文社
オン・ザ・ライン
朽木 祥
ウルトラ体育会系だけれども活字中毒でもある文学少年、侃(カン)は、高校に入り、仲良くなった友だちに誘われて、テニス部に入ることになった。 1,650円
小学館
Spring
恩田 陸
同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。一人の天才をめぐる傑作長編小説。 1,980円
筑摩書房
山椒大夫/高瀬舟/阿部一族 改版
森 鷗外
文豪・森鷗外の短編小説。平安時代末期、父を探す母子の物語。人買いに騙されて母と子供たちは離れ離れになってしまい、子供たちは山椒大夫のもとで奴隷となる…。母と子は再会できるのか。 524円
角川文庫
死神と天使の円舞曲
知念 実希人
動物の姿を借りて地上に降り立ったレオとクロ。2匹(?)がそれぞれ出会う人物には、心に深い悲しみを抱えていて…。死神シリーズ第3弾。 1,595円
光文社
夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回とは? 858円
角川文庫
宙わたる教室
伊与原 新
定時制高校に集った、さまざまな事情を抱えた生徒たち。彼らは「科学部」を結成し、「火星のクレーター」を再現する実験を始めた―夜の教室で起こった奇跡の化学反応が胸を打つ、共感度100%の物語 1,760円
文藝春秋
幸村を討て
今村 翔吾
なぜ幸村は討たれねばならなかったのか。なぜ男たちは幸村を討たねばならなかったのか。大阪夏の陣を舞台にした幸村をめぐる戦国ミステリー。 2,200円
中央公論新社
クスノキの番人
東野 圭吾
その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。 1,980円
実業之日本社
カフネ
阿部 暁子
一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。 1,870円
講談社
六人の嘘つきな大学生
朝倉 秋成
IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った6人の内定候補者。内定者に相応しい人物の選考の際発見された6通の封筒には…。就職活動をテーマにしたミステリー。 1,760円
KADOKAWA
カミサマはそういない
深緑 野分
変な予感がするんだ。扉の向こうで、何か恐ろしいものが、僕を待っている気がして―。ミステリ、ホラー、SF…さまざまな終末的世界の絶望と、微かな光を描く異色の短編集。 715円
集英社
罪の声
塩田 武士
昭和最大の未解決事件を描いた長編小説。父の遺品に遺されていたテープには未解決事件「ギン萬事件」で使われたテープの音声と全く同じで…。 1,012円
講談社文庫
難問の多い料理店
結城 真一郎
ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。 1,870円
集英社
星を掬う
町田 そのこ
「普通」の母娘の関係を築けなかった4人の物語。奇妙な共同生活を経て、4人はどのように変化していくのか…。 1,760円
中央公論新社
赤と青とエスキース
青山 美智子
メルボルンの若手画家が描いた1枚の絵画が日本に渡って30数年経ちーーその絵画がもたらす奇跡の物語。 1,650円
PHP研究所
わんぱく天使 続
J.M.デ・ヴァスコンセロス
ブラジル郊外のある町を舞台に、貧困にしいたげられた少年の魂の成長を描く。無垢がゆえに哀しく愛おしい。ブラジル文学の代表的名編。 459円
角川書店
クララとお日さま
カズオ・イシグロ・土屋 政雄 訳
ロボットの少女クララは病弱の少女ジョジーの家に迎えられ、人間たちの役に立とうと献身的に努力をします。ジョジーを死から救おうとするクララを通して人間の優しさを教えてくれる一冊です。 2,750円
早川書房
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎
大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。 748円
東京創元社
青の数学
玉城 夕紀
大雪の中、彼女の上にだけ数字が降っていた。雪の日に出会った少女は、数学オリンピックを制した天才だった―。数学に高校生活を賭す少年少女たちを描く、熱く切ない青春長編。 693円
新潮文庫
アルプス席の母
早見 和真
主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。 1,870円
小学館
かぞえきれない星の、その次の星
重松 清
ままならない現実を生きる人たちのさみしさを、ちょっとフシギなやさしさで包み込む、11の物語。 836円
角川文庫
黄色い目の魚(さかな)
佐藤 多佳子
周囲と溶け合わず叔父だけに心を許す村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、真直ぐな想いが、二人の間に生まれて―。 880円
新潮文庫

書名 著者

内容

価格 発行所

堕落論〔平成19年〕改版
坂口 安吾
「堕ちること以外の中に、人間を救う便利な近道はない」。第二次大戦直後の混迷した社会に、かつての倫理を否定し、新たな考え方を示した『堕落論』。安吾を時代の寵児に押し上げ、時を超えて語り継がれる名作。 484円
角川文庫
センスの哲学
千葉 雅也
服選びや食事の店選びなど、さまざまに言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。何か自分の体質について言われているようで、気になって仕方がない。 1,760円
文藝春秋
感情的にならない本
和田 秀樹
「ついカッとなって」「些細なことでクヨクヨ」…。あなたにもそんな経験があるのでは。難しい感情をコントロールするための「技術」があると、精神科医である著者は説く。 770円
PHP文庫
国境のない生き方: 私をつくった本と旅
ヤマザキ マリ
14歳で1か月間、欧州を一人旅。17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした! 1,034円
小学館新書
日本のいちばん長い日 決定版
半藤 一利
原爆投下、ソ連満州侵略、最早日本の命運は尽きた。しかし日本政府は、ポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日を巡る二十四時間を活写したノンフィクション。 858円
文春文庫
読書する人だけがたどり着ける場所
齋藤 孝
本を読むことでしか学べないことは、確実にある。今の時代だからこそ勧める「読書する理由」と、「人生と知性に深みをつくる読書」の仕方を紹介する。 1,045円
SB新書
あいまいな日本の私
大江 健三郎
小説家である自分の仕事が、言葉によって表現する者と、その受容者とを、個人の、また時代の痛苦からともに恢復させ、それぞれの魂の傷を癒すものとなることをねがっています。 902円
岩波新書
面倒だから、しよう
渡辺 和子
小さなことこそ、心をこめてていねいに。シスターである著者の優しい言葉が、心にしみこんでくる。時間に追われ、勉強に追われ、心に余裕が無い時こそ手に取ってほしい一冊。 1,047円
幻冬舎
街場の文体論
内田 樹
「論文は花束である」他者に贈与する気持ちをもって、表現活動してゆくことの重要性を著者は、語る。豊かな時代を生きる私たちに必要なことを再認識させてくれる一冊。 814円
文春文庫
ガウディの伝言
外尾 悦郎
著者は、120年を超えて建設が続くスペインバルセロナの大聖堂サクラダファミリアで、唯一の日本人彫刻士として活躍している。異国に生き、問いを繰り返すその生き様から、人にとって仕事とは何かを考える作品。 1,045円
光文社新書

書名 著者

内容

価格 発行所

〈2025年課題図書〉
「コーダ」のぼくが見る世界:聴こえない親のもとに生まれて
五十嵐 大
聴こえない/聴こえにくい親のもとで育つ聴こえる子ども=「コーダ」。ろう者と聴者のはざまで生きる経験を通じ、言語やコミュニケーションの大切さ、自分と異なる人の立場を想像する難しさを知るノンフィクション。 1,760円
紀伊國屋書店
きみのお金は誰のため
田内 学
ある大雨の日、中学2年生の優斗は、ひょんなことで知り合った投資銀行勤務の七海とともに、謎めいた屋敷へと入っていく。そこにはボスと呼ばれる大富豪が住んでいる。 1,650円
東洋経済新報社
建築家になりたい君へ
隈 研吾
「ぼろい家」に育ち、建築家を夢見てアフリカやアメリカへ。難題だらけの仕事にどう挑むのか。日本を代表する建築家が今伝えたいメッセージ。 1,540円
河出書房新社
暇と退屈の倫理学 増補新版
國分 功一郎
「わたしたちはパンだけでなく、バラも求めよう。生きることはバラで飾られねばならない」明るく潑剌と、人生の冒険に乗りだすための勇気を! 1,320円
太田出版
タガヤセ!日本「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます
白石 優生
農業ってこんなに面白い!最新の農業から、実はスゴい日本の農産物のこと、さらには日本の農業の未来までを語る1冊。 1,562円
河出書房新社
人間はだまされる フェイクニュースを見分けるには
三浦 準司
私たちの周りには情報があふれている。日々接する情報とどう付き合えばいいのか。情報を鵜呑みにするだけでは騙される。その情報は正しいのか、間違っているのか。 1,430円
理論社

書名 著者

内容

価格 発行所

わたくし96歳が語る16歳の夏~1945年8月9日~
森田 富美子
戦争体験者、被爆体験者は年々減り続けています。「伝えられるだけ伝えないと」――その思いは、日に日に強くなっていきました。思い出したくもない、語りたくもない話です。だからこそ、長い間、口を閉ざしてきたのです。 1,540円
KADOKAWA
第三次世界大戦はもう始まっている
エマニュエル・トッド
ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。 990円
文春新書
プーチンの野望
佐藤 優
元外務省主任分析官の著者の一冊。現代のウクライナ問題を理解する上でも、指導者の行動と思想を知らなければならないとする内容です。真の平和を考えるためにも知識は必要。 880円
潮出版社

書名 著者

内容

価格 発行所

環境学入門
青木淳一・一ノ瀬大輔・小林宏充
本書は、20世紀終盤から問題がより顕著にあらわれはじめて、現在も継続している環境問題である、「循環型社会」、「生物多様性」、「気候変動と温暖化対策」をテーマとして、それぞれを法学、経済学、自然科学の観点から解説しています。 1,980円
慶応大出版社
バッタを倒しにアフリカへ
前野ウルド浩太郎
バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。それが、修羅への道とも知らずに…。『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る、科学冒険就職ノンフィクション! 1,012円
光文社
脳はどこまでコントロールできるか?
中野 信子
東大大学院卒、「MENSA」会員、今や多数のテレビ番組で活躍中の脳科学者中野信子の、読みやすくそして奥深い脳についての最新の研究に基づいた情報盛りだくさんの本。 1,100円
KKベストセラーズ ベスト新書
クジラの骨と僕らの未来
中村 玄
骨格に興味を持ち、ペットの墓あばきから始まった少年の好奇心。ついに哺乳類最大のクジラの博士になるまでを生き生きと描く。 1,430円
理論社
昆虫の惑星虫たちは今日も地球を回す
アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン(著) 小林 玲子(訳)
ヒトは、多くを昆虫に依存している。北欧の女性昆虫学者が、奇妙で美しく風変わりな虫たちの世界へ誘うノンフィクション。 1,980円
辰巳出版
私の職場はサバンナです
太田 ゆか
大好きな動物を守りたい―南アフリカ政府公認・唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい知られざるサバンナの動物たちの生態、環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なこと。 1,562円
河出書房
ウマは走る ヒトはコケる
本川 達雄
渡り鳥が無着陸で何千㎞も飛べる。なぜ?魚やイルカには顎がない。なぜ?皆、納得のいく理由がある。動くための驚きの知恵が満載の本! 1,100円
中公新書
ビジネスと人生の「見え方」が一変する生命科学的思考
高橋 洋子
多様性・意志・感情・寿命・時間…「生命の原則」を知れば、人生はもっと自由になる。命科学研究者であり、起業家でもある著者がたどりついた、一度きりの人生を迷いなく生きるための思考法を描く。 1,980円
NewsPicksパブリッシング

書名 著者

内容

価格 発行所

君たちはどう生きるか
吉野 源三郎
コペル君の精神的成長に託して私たちに語り伝えようとしたものは何か。人生をどのように生きるかを考えさせる不朽の名作。 1,067円
岩波文庫
言葉の誕生を科学する
小川 洋子・岡ノ谷 一夫
鳥のさえずり、クジラの歌…。「求愛の歌」は進化の過程で「歌」から「言葉」へ飛躍をとげた。言葉を獲得した人間は原子力を生み出し…。人類の行き着く結末は? 1,320円
河出ブックス
高校生からわかる社会科学の基礎知識
酒井 峻一
世界史・政治経済・倫理・小論文を学ぶ高校生から、教養課程で学ぶ大学生、新聞記事をしっかり理解したい社会人まで役に立つ社会科学の入門書です。 1,650円
ベレ出版
読書と社会科学
内田 義彦
肉眼では見えない世界を見るように、社会科学では、概念という装置を使って現象の奥にある本質を見極めようとする。自前の概念装置をいかに作るか、古典を読むことと社会科学を学ぶことを重ね合わせて本はどう読むべきかの実習を試みる実践的読書論。 1,012円
岩波新書
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
山田 真哉
数字大嫌い、暗記も苦手、でも会計は知っておきたい。大ざっぱに会計の本質をつかむ。 770円
光文社新書
社会科学の哲学入門
吉田 敬
社会科学はいかなる「科学」か? 科学哲学の観点からその営みの根本へとガイドする。哲学と社会科学を学ぶ全ての人のための入門書。 2,420円
勁草書房
問題解決に効く「行為のデザイン」思考法
村田 智明
人間の行動に着目し、改善点を見つけてより良くしていく。高校生のみならず大人にも読んでもらいたい「気づき」を与える一冊。 1,650円
CCCメディアハウス
「今、ここ」から考える社会学
好井 裕明
私たちが過ごしている日常とは何か。それは他者と出会う圧倒的な場であり新たに創出される意味が満たす豊かな世界でもある。その日常を「今、ここ」で見つめ、捉えなおす。 990円
ちくまプリマー新書

書名 著者

内容

価格 発行所

地図と拳
小川 哲
人々はなぜ拳を振りかざし、戦争へと向かってしまうのか。圧倒的スケールで描き切る歴史×空想巨編。 各913円
集英社文庫
源氏物語の時代
山本 淳子
「源氏物語」成立に強い影響を与えた一条と后たちの愛の物語。皇位や政権をめぐる権謀術数のエピソードを、史料と最新の研究で紡ぎ上げたサントリー学芸賞・芸術賞受賞作。 1,430円
朝日選書
黒牢城
米澤 穂信
本能寺の変より4年前、天正6年が舞台。織田信長に叛旗を翻した荒木村重が有岡城に立て籠もるも、城内で起こる難事件の翻弄される。戦国とミステリーの融合。 1,760円
KADOKAWA